インプラント

インプラントとは?

インプラントとは?

「インプラント」は人工歯根のこと。失った歯の替わりに人工歯根を顎の骨に埋め、その上に人工の歯を被せ機能を回復させる治療法です。 インプラント治療で作られた歯は第二の永久歯とも呼ばれ、見た目も噛み心地も自然で、入れ歯や ブリッジに代わる歯を失った方への画期的な治療方法として定着してきています。

インプラント治療はこんな方におすすめします!

・ 一番奥の歯が抜けていて、ブリッジが出来ない。
・ 抜けている歯の数が多く、ブリッジでは支えきれない。
・ ブリッジをするために健康な歯を削りたくない。
・ 審美的に入れ歯を使うのに抵抗がある。
・ 入れ歯の着脱がわずらわしい。
・ 入れ歯が気持ち悪くて装着できない。
・ 入れ歯が合わなくなった。
・ 交通事故の外傷などで歯を失ってしまった。

インプラントの構造

インプラントの構造は、アバットメント(支台部)と インプラント体(歯根部)の二つに分けられます。この上に上部構造補綴物(人工歯)を被せます。 顎の骨に人工歯根となる金属を埋め、その金属を土台にして、人工歯を被せます。インプラントは人体との親和性が高いチタンでつくられているので金属アレルギーの方も安心です。 インプラントと顎の骨がしっかり結合すれば、その上に安定した人工歯を被せることができます。天然歯のような審美性と、これまでの入れ歯や ブリッジでは難しかった自分の歯のように噛めるという機能性が回復します。

インプラントの構造

インプラントの安全性,国際口腔インプラント学会認定医

インプラント手術は、十分な局所麻酔下で行うため、痛みは抜歯と同じ程度でほとんどありません。また、痛みを軽減する様々な療法を行っていますので、ご相談ください。手術自体は数時間で終了し、入院の必要はありません。術後は経過観察のため通常2~4ヶ月間の通院が必要です。ただし、症状によって治療期間が異なりますので、事前にご確認ください。 また等クリニック院長 田中一茂 は国際口腔インプラント学会認定医ですhttp://kokusai-implant.jp/meibo/osaka.htmlインプラント学会認定医であることも安心、安全の一つではないでしょうか。 DSC04504.JPG

インプラント治療の流れ

カウンセリングと精密検査

十分なカウンセリングを行った後、レントゲン(場合によりシミュレーション模型)、口腔内写真撮影、模型審査などから最適な治療方法を診断し、今後の治療計画、費用などを説明します。口腔内スキャナー撮影を行い、デジタルシミュレーションにより診断を行い。デジタル作成したサージカルガイドを作製します。より安心 、安全に治療を受けていただけます 不安なことやわからないことがある時はどんなことでも遠慮なくご相談ください。 スナップショット 1.png

インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ

CT撮影とシミュレーション解析

当クリニックには最新3次元断層レントゲン写真 CT が設置されています。インプラントを施術される方は必ず撮影させていただき、安心、安全に治療を受けていただく事が可能です。そのレントゲンを元に シミュレーションを行い詳しく説明させていただきます。auge_img_01.jpg

インプラントを埋める治療

歯を植立させたい場所にインプラント(人工歯根)を埋め込む手術を行います。3-6ヶ月で、骨と インプラントがくっつきます。

インプラント治療の流れ-インプラントを埋める治療

人工の歯をつける準備

埋め込んだインプラントが骨としっかりついたことをレントゲン等で確認し、インプラントの頭出しの手術をします。

インプラント治療の流れ-人工の歯をつける準備

型とり

歯茎の治癒を待って、精密に型を取ります。

人工の歯を取り付け

噛みあわせを確認するため仮歯装着。 その後、セラミック冠等をいれてインプラント治療の完了です。

インプラント治療の流れ-人工の歯を取り付け

タクシー送迎

全身麻酔をした場合、インプラントオペの日は車の運転等は控えていただいています。お迎えが困難な場合は遠方の方(光明台除く)はタクシーを来院時も、帰宅時もご利用ください。医院が負担させていただきます。安心してオペを受けていただきます。

タクシー送迎

手術前の注意事項

手術当日

1 . 手術当日はリラックスした服装でご来院して下さい。
2 . 手術当日は重要な予定は入れないで下さい。
3 . 車による来院は避けて下さい。
4 . 手術当日の朝食・昼食はごく軽いものにして下さい。
  (嘔吐を防ぐのと水分を取りすぎてトイレに行きたくなるのを避けるため)
5 . 手術前のお口の消毒の際、目から下を消毒剤で拭かせて頂きます。
6 . 指輪、イヤリング、ネックレス等はしないで下さい。

手術後

1 . 手術翌日は手術後の経過と洗浄のためご来院して下さい。
2 . 約2 ~ 1 0 日後に手術まで使っていた義歯を調整します。
3 . 約7 ~ 1 2 日後に抜糸を行います。
4 . 当日は体調を整えてご来院下さい。

手術後の注意事項

1 .埋め込んだインプラントに、食事や義歯によって力が加わることは、避けなくてはなりません。
【食事】上下で噛み合う歯が残っている場合には、傷口に食べ物がいかないように注意しながら召し上がって下さい。
【義歯】約2 ~ 1 0 日後に、手術前まで使っていた義歯を調整します。それまでの間は義歯を絶対に使わないで下さい。


2 .手術後1週間程度は【アルコール】を控えて下さい。


3 .手術前1週間、手術後2 ヶ月くらい、【タバコ】は吸わないようにして下さい。( 強制ではありませんが、術後の経過に影響が出ることがあります。)


4 .手術当日は、ジョギング、水泳などの【激しい運動】は避けて下さい。
長時間の入浴は好ましくありませんが、シャワー程度は問題ありません。


5 .手術当夜は、多少高めの枕をお使い下さい。腫れを少なくするために有効です。
【熱っぽく感じる時】は、口の周囲の皮膚を濡れタオルなどで軽く冷やしていただいても結構です。
【腫れが著しい場合】には、下唇に軽い麻痺がでることもありますが、普通は2 週間ほどで消失します。


6 .唾液が少しずつ赤くなる位の出血は普通ですので心配は不要です。
傷口から絶えず出血するようでしたら、手術後、お渡しするガーゼを30分程度咬んでいて下さい。
個人差がありますが、手術を受けた部分に近い皮膚面に皮下出血が見られることがあります。これは1 0 日ないし2 週間で必ず消失します。


7 .お渡しした【薬】は、決められた時間通りに必ず服用して下さい。

手術後の食事について

手術後はじめの2 週間のお食事は、手術をした部分に負担がかかる事を避けるために以下に注意して下さい。


1 .やわらかいものを召し上がって下さい。
 ※ジューサーやミキサー、すり鉢を使うと手軽に料理できます。


2 .手術後ですのでなるべく鉄分の多い物、カルシウムの多い物をとって下さい。


3 .極端に熱い物、冷たい物は避けて下さい。

インプラント手術の様子

インプラント手術の様子

インプラントの費用

»インプラントの費用はこちら

症例集

症例1:下顎臼歯部にインプラント、他部位はすべてオールセラミック修復治療

症例集

症例集


59歳女性
左下奥歯が割れた、この機会に全て綺麗にしたい。

インプラント部
診断、CT撮影、コンピューターシミュレーション、手術代、アバットメント(接合部)、
セラミック冠 含めて1歯 40万(税抜)

セラミック部
調整、診断用ワックスアップ(デジタル診断)、プロビジョナル(精密仮歯)、デジタル
カメラ確認 含めて  11万から14万(税抜)

このケースにおいては 仮歯を3回作成して、確認を行い1年半の治療期間で最終補綴まで移行しました。
3ヶ月に1回の歯科衛生士によるメンテナンス、DRのチェック2年に一回のレントゲン検査(インプラント保守)により10年経過(2020年)しましたが大きなトラブルなく快適に過ごしていただいています。

インプラントの注意点

インプラントは自費診療です

インプラント治療は保険がきかない自費診療です。 埋入手術料が1本あたり100,000円に加え、フィクスチャー(人工歯根)代や上部構造(人口歯)の費用も必要になりますので、十分なカウンセリングと治療計画を把握したうえで治療を行ってください。

適切な診査、診断ができるかが重要です

適切な治療を受けていただくためには、適切な診査が欠かせません。 インプラントは外科処置であるため、リスクはゼロではありません。 適切な診断や安全な手術のためには、十分に患者様の体やお口の中の状態を把握することが重要です。 現在の全身的な健康状態やアレルギーの有無、服用している薬について確認させていただき、健康状態によっては内科での血液検査も必要な場合があります。

インプラント治療ができない場合もあります

お口の状態やアゴの骨の状態によっては、インプラントをおすすめしない場合があります。 事前に十分な検査を行ったうえで治療を行うことが重要です。

インプラントの素材について

インプラントに使用する金属はアレルギーを発症する可能性も極めて低いとされています。 インプラントの材料であるチタンは、生体との馴染みが良い素材です。

メンテナンスについて

インプラントの治療後の定期的な検診は必ず受けるようにしてください。 インプラント体は骨と結合しますが、天然の歯と比較すると粘膜との結合が弱いため、感染しやすいという欠点があります。 そのため、患者さん自身による毎日のお口の中の清掃が重要となります。 治療後の良好な状態を長期間維持するためには、定期的なメインテナンスが必要不可欠です。

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